令和6年度1学期始業式

 昨日、4月8日(月)9:30頃から、ずっと楽しみにしていた新入生を迎え3学年揃っての中庭での1学期始業式を行いました。先週からずっと雨の予報で諦めかけていましたが、雨の降りだしが遅くなり、中庭で実施したいという願いが叶いました。昨年度、一昨年度は天気がよすぎて暑いぐらいでしたが、昨日は雨の心配はありましたが、暑くも寒くもなく、集会には最高の天候でした。生徒たちの元気そうな顔を見ることができ、とても嬉しく、また新たな年度が始まったということを実感しました。

 式辞では、3つのことについて話しをしました。1つめは新年度を新たな気持ちで迎えてほしいということです。「1年後にどうなっていたいのかをイメージして、その目標に向かって、この1年間、どのような生活を送るのか、しっかりと計画を立ててほしい。そして、ぜひとも、その目標を達成してください。」と伝えました。

 3年生はこの1年間、大学受験と向き合わなければなりません。後悔することのないよう、全力を尽くしてもらいたいです。1年生には入学式でも話しましたが、部活動に学校行事、GLHSやSSHの取組にも積極的にチャレンジし、楽しく充実した高校生活を送ってほしいです。2年生には部活動を引っ張っていきながら、勉学や課題研究にも力を注ぎ、まさに「文武両道」を体現してほしいです。

 2つめは、昨年度のGLHS合同発表会で、兵庫教育大学の浅野教授からGLHSの生徒たちに話しをされた「探究学習」と「人のキャリア」について紹介しました。キャリアについては、多感な時期に体験したことがキャリアに繋がっている場合が多いとのことです。GLHSでは研修や講演会などが行われているので、積極的に挑戦して、様々な刺激や体験をキャリアの糧にしてほしいといったお話しをいただきました。

 3つめは、今年度からの課題研究について話しをしました。今年度から1年生のセレンディビティ、2年生の文理課題研究、3年生のキャリアスタートゼミをすべて木曜6限に同時に実施します。その目的は、学年を超えた生徒どうしの「縦のつながり」を強めたいからです。生徒たちには部活動のようなイメージで、積極的に学年を超えて絡み合ってほしいです。上級生から下級生へ課題研究の意義や課題研究による自身の成果や成長を伝えるとともに、研究手法をはじめとした研究のノウハウ、また研究内容などを継承していってくれることを望んでいます。

 最後に私自身が校長3年めとして今年度にかける思いを伝え、終わりました。その後には、教員の異動に伴い、新たに着任した教員の紹介をしました。今年度は多くの教員の異動がありました。そして、バドミントン部員に対する表彰を行い、生活指導部長、進路指導部長、首席、教務部長などからの連絡がありました。

 生徒の皆さん一人ひとりがこの1年間、自らの目標に向かって充実した生活を送り、その成果として目標を達成し、よい1年であったと振り返ることができることを祈っています。

  

  

  

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