6月18日（月）の地震の余波は、今週も形を変えて、いろいろと出てきています。今日、6月27日（水）の朝日新聞朝刊大阪東部の紙面では、今回の大阪北部地震の被害状況に触れて、「府立学校では、体育館などの照明が落下する被害が牧野高校（枚方市）など35校で確認された。」と書かれています。牧野高校の場合は、照明自体が落下した訳では全く無くて、6月19日付の読売新聞朝刊に書かれた「体育館の水銀灯の一つが破損し、ガラスの破片が落ちた」というのが、正確な情報です。
保護者の方には、余計な不安をお掛けしたくはないので、その都度、正確な情報をお伝えしていきたいと思います。
昨日、6月26日には、地震災害に関する国の専門機関「国立研究開発法人 防災科学技術研究所」の地震減災実験研究部門（兵庫耐震工学研究センター）から、二人の専門家（特別研究員、工学博士）が牧野高校に調査に来られています。体育館の中で今まで気づいていなかった箇所の破損など、専門家ならでのご指摘もいただきました。一方で、体育館も食堂も、建物の耐震性には問題ない旨、教えていただきました。プロフェッショナル中のプロフェッショナルによる見立てですので、安堵するとともに、本当に有難く思っています。
体育館は、今、全ての水銀灯を外しています。そのうえで、教職員やクラブの生徒が床掃除や床の整備をして、使用開始の準備を進めています。
食堂については、全ての調査が終わり、資材がそろえば補修工事をして使える見込みです。ただ、週明けには考査期間に入るので、元々の営業自体が今週末までの予定でした。このため、実際に食堂として営業が始まるのは、夏休み明けになると思います。
