7月1日（月）には、通常授業が再開しました。３、４限に校内を歩いていると、雨上がりの中庭等で美術の油彩画の授業が行われていました。皆それぞれ場所を選んで、風景画を油彩で描いていました。芸術の選択の授業ですが、構図や光と影のコントラストに工夫をしながら、上手に描いています。指導の先生が、順次、生徒の所に回って、具体的な指導をしていました。静かなゆったりした時間が流れている印象です。
音楽室では、ギターの授業が行われていました。楽しそうです。
同じ時間帯に、書道教室でも、毛筆を使った授業がされていました。墨のいい香りがしていました。
美術、音楽、書道といった芸術科の授業も、高校の教育課程の中では、とても大切なものです。発達期にある生徒の人間的な成長にとって、貴重な時間になっていると思います。
ロンドンで暮らしていたころに、英国人の友人から、得意なスポーツと何か一つ弾ける楽器があると、人生が豊かになる。若い時に身につけておくものだと、聴いたことを思い出します。