8月7日（金）終業式は校内放送で行いました。
校長から話をということで、以下の話をしました。
本日で1学期の終業になりますが、今朝は2限まで通常の授業をしてもらいました。生徒の皆さんは、最後まで真剣に授業に臨み、ご苦労様でした。先生方も、最後まで熱心に授業をしていただき、ありがとうございました。
今年度はコロナウイルス感染症のために、学校は、入学式も出来ない変則な、特別な年になりました。
学校に入れないために学校でもオンライン授業が定着したり、来週迎えるお盆の時期にも人が動かずにオンライン法要が行われるとの報道があったり、人とコンピューター、人間とインターネットが一体化する時代を迎えたのかと思う状況です。
明日から始まる夏休みは、一週間しかないとはいえ、静かな時間を持って、1冊でも好きな本を読むのに良い時期でもあります。
私は、メディアアーティストの落合陽一さんの「働き方5.0」という本を読み始めています。これは、人間とインターネットが一体化する時代に、どんな働き方でどんな生き方をするのかというようなことなど、高校生や中学生に向けて書かれている本です。
人生の大きな選択となる『受験』を控えている3年生にとっては特に、自分が将来何をやりたいのかを考えて、自分がやりたいことができる、即ち入りたい大学等に入ることにこそ意味がある、価値があるということを確認してほしい。逆に言えば、入れそうな大学等に単に入るだけでは意味がないかもしれないというようなことも考えてほしいと思います。
オンとオフの切り替えをして、充実した一週間を過ごしてください。また再来週、元気な顔を見せてもらいたいと思います。終わります。
