11月10日（火）2限に3年生の国語現代文、3限に2年生の国語古典、4限に3年生英語演習、5限に3年生日本史の授業を見学しました。
3年生の国語現代文は、現代文単語ノート小テストで、最近様々な場面で使われるカタカナ言葉の二字熟語への置き換えや意味など、なかなか面白い問題が出されていました。その後、『「である」社会と「である」道徳』という評論文について、先生と生徒が対話をしながら読み解いていました。評論文を論理的に読む訓練をすると、文章を正しく早く読めるようになると思います。この訓練を是非楽しんでほしいと感じました。
2年生の国語古典は、前半が漢文で「春秋左氏伝」にある「崔杼弑其君」を読み解いて、歴史家の使命について考えるというものでした。豊富なエピソードを交えて漢文が読み解かれていました。後半は、本居宣長の「玉勝間」を読むための説明がされていました。
3年生の英語演習は、国立大学の入試問題を使って、長文読解をしていました。最近SNS等で使われる英語の略語（UR2CUTE2BTRU）についての論考を読み解くもので、いかにも現代的なテーマでの設問に取り組んでいました。英語の理解とともに論理的に考える力も要るような問題のように感じました。
3年生の日本史は、『応仁の乱と国一揆』の歴史を、様々なスライドと物語調の講義で印象に残るように説明を受けていました。なぜ、どうしてそうなったかを、その時の人間の感情を織り交ぜて考えると面白いと思いました。
