12月9日（火）午後に牧野高校の会議室で、学校医の三戸 隆先生や学校薬剤師の榎並明子先生をお迎えして令和2年度学校保健委員会を開催しました。（学校歯科医の先生はご都合がつかずご欠席でした。なお、会議については、窓やドアを開けたまま、参加者相互の間隔を十分に取って行っています。）
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策で開催時間を短くするため、学校長挨拶、学校三師の紹介の後、今年度の取り組みの報告については、定期健康診断の結果、学校環境衛生管理、保健室来室状況、日本スポーツ振興センター申請状況、避難訓練、1年生「性に関する講演」、2年生「薬物乱用防止講演会」、生徒保健委員会活動について、それぞれ資料を見ていただきながら説明がありました。
このあとの意見交流では、牧野高校の教職員で先週初めて新型コロナウイルス感染症の感染者があり、枚方市保健所の指導を仰ぎながら、大阪府教育庁とも連携して対応し、12月7日（日）～９日（火）を学校休業にして牧野高校の疫学調査を行った結果、濃厚接触者の特定と連絡などが終わり校内の消毒等も確認され、本校におけるこれ以上の感染の拡大のおそれはないとの見解が示されたことから、学校休業日を1日繰り上げて12月8日（月）までが学校休業で、12月9日（火）からは学校再開に至ったことの経緯などをお話ししました。
このあと学校医の先生や学校薬剤師の先生方から、現在のコロナウイルス感染症に係わる知見や枚方市における新型コロナウイルス感染症の状況、病院の対応等のお話がありました。
現在は、高校3年生は大学の公募推薦入試の最中にあり、また牧野高校では2学期末考査の開始直前にあることから、生徒が感染した場合や濃厚接触者になった場合について、隔離期間においても、生徒に不利益が可能な限り生じないよう、ルールの中で出来ることを考えて対応していきたいと思います。
