7月12日(月)看護師による出前授業を実施

7月12日(金)午前中授業の放課後、大阪府看護協会の仲介で、枚方市立ひらかた病院の現役の看護師の先生による牧野高校生徒に対する出前授業が、牧野高校の会議室で行なわれました。

この企画は、毎年この時期に進路指導部が仲介して実施しています。新型コロナウイルス感染症の影響で心配でしたが、3年生が最終的に進路を考えるこの時期に、今年も実施できたのは嬉しいことです。

今回の講師は、市立ひらかた病院で今、循環器内科系病棟で現役で働いておられる看護師さんでした。

講義を受けたのは、看護職や理学療法士などの医療職への進路を希望している3年生と、将来医療職を考えている1年生、2年生の希望者で、生徒70名ほどでした。

最初に、看護師にはどうしたらなれるかの説明がありました。また、3年制の専門学校や3年生の短期大学と、4年生の看護大学(大学の看護学部)の違いなど、進学に当って知っておくべき、興味のあるお話しもしていただけました。病棟勤務では命に係わる仕事であることや、患者さんのひとりひとりの生活状況・考え方にも配慮してコミュニケーションを取りながら看護をすることの大事さ、そのためには、高校で幅広く勉強して、一般教養もしっかり身につけておくことが大事であることもお話しされました。リハビリテーションや介護、診療所などにも看護職の仕事があること、助産師、保健師の仕事のことなどをお話しされていました。この後、参加者のうちの希望者が聴診器を実際に使ってみる体験もしていました。個別に質問をしている生徒もありました。

牧野高校でも、毎年、看護師や薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの資格を目指して、大学や専門学校に進学する生徒が、数十名います。新型コロナウイルス感染症の影響で、医療系の仕事は従来にも増して重要になっています。

私も15年ほど前に、総合病院を核とする医療法人に1年半ほど務めたことがあるので、医療現場の仕事の重要性や、使命の大きさはとても良く分かります。

こういう出前授業は本当に大変ありがたいと思います。お世話いただいた先生方に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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