7月16日（金）午後3時から保健部の部活動安全講習会がありました。各運動部の生徒2名が参加して、胸骨圧迫やAED使用による心肺蘇生の仕方や、熱中症を発症した場合の対応などを教わりました。
10台用意されたAED講習用人形とシミュレーション用のAEDのセットに、1台当たり2人～3人が分かれて参加していました。
講師をお引き受けいただいたのは、東洋医療専門学校救急救命士学科の救急救命士の田中一平先生で、生徒にわかりやすくご指導をいただきながら、胸骨圧迫とAEDで行う心肺蘇生のやり方や、増えるであろう熱中症の対応などを、身体を使って実践をしながら、具体的に教えていただきました。
熱中症は、まずは涼しい場所に移動させて、両首筋や脇の下、足の付け根など太い血管のあるところを冷やすこと、冷やすものが無い時は霧吹きなどで水をかけて団扇で仰いで冷やすことも効果的なこと、スポーツドリンクなど塩分の入った冷たいものを飲ませるが、水を飲まない場合は呼吸困難にならないように無理には飲ませないこと、体重が重い場合の起こし方や移動のさせ方も教えていただきました。
最後に生徒代表からお礼の言葉がありました。
先生からは、いろいろな学校で講習会をしているが、こんなにまじめに真剣に話を聴いてくれたのは、牧野高校の生徒が一番で、やり方の飲み込みも一番だったと、大変なお褒めをいただきました。
万一に備えるという意味で、本当に充実した講習会でした。参加した生徒の皆さん、ご苦労様でした。
貴重な講習をしていただいた東洋医療専門学校の田中一平先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
