8月25日（水）校内放送で全校集会を行い、校長メッセージを伝えました。
話した内容は以下の通りです。
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生徒の皆さんおはようございます。3年生は、既に先週から授業を始めていますが、今日から３学年揃って実質の新学期が始まります。蒸し暑い朝のスタートになりましたが、生徒の皆さんが、いつもと変わらずに登校してくれたことを嬉しく思います。
さて、昨日の夕方に校舎内を歩くと、渡り廊下や予備教室に積み上げてピラミッドでも造るかのような段ボール製の箱など『牧高祭』の準備物が置かれていました。各教室では、登校して『牧高祭』モードに入っている所もありました。
皆が楽しみにしている『牧高祭』をぜひ実施したいと改めて思いました。
そのために、最も大事なこと、それは、新型コロナウイルス感染症への防御です。今、元祖に置き換わっているデルタ株という変異株は、五度目の緊急事態宣言で人の流れを抑えても、「きかねーよ」とでも言う如く感染拡大し、これまでで最大の波となって感染者を増やしています。元祖コロナウイルスよりも非常に感染力が強いので、マスクを外して僅か１～２分しゃべっただけで感染している人が続出しているといわれています。
従来の常識と違い、毒性も強く、免疫逃避＝ワクチンの効果も減少されるという、恐ろしい進化をしています。コロナは災害と同じになっています。
ここは、自分の身は自分で守るしかない。コロナからは、逃げましょう。ともかく、『牧高祭』をするためにも、これまで以上にマスクの着用、手指の消毒、三密＝密接・密集・密閉の回避を徹底して、皆で『牧高祭』開催に辿り着きましょう。
さて2学期は、『牧高祭』だけでは有りません。3年生の皆さんは、高校で過ごす時間が限られてきた中で、１年後の自分の姿、自分が一番望んでいる姿をポジティブにイメージ出来ていますか？
薬剤師や看護師になりたい人、教師になりたい人、建築士や経営者、起業家になりたい人は、自分が何処で一番学びたいのか、何処にいるのが良いのか、具体的に自分の理想とする自分の姿を思い浮かべて、必要な努力、勉強をしましょう。
大学や専門学校などへの進学を考えている人は、10戦10勝など不要です。受験は、10戦して1勝すれば勝者なのです。10のうち9は負けても最後の1つに勝てば良いのです。人生で一番、挑戦、チャレンジが似合うものが受験です。
コロナとは逆に、逃げずに、決して逃げずに挑戦しましょう。
1、2年生の皆さんも、文理の進路選択を決めていく時です。牧野高校の1年生、2年生は、今、この時しかありません。今この時に学ぶべきことを学び、身につけることを身につけるために、時間と機会を大切にして、この2学期を過ごしていきましょう。
牧高祭、そして修学旅行、部活や受験準備と盛りだくさんな2学期ですが、学校として皆さんを精一杯応援していきます。
もう一度繰り返しますが、コロナからは逃げるためにマスク着用、手指消毒、三密の回避をすること、反対に、受験からは逃げないで挑戦をすること、このことを伝えて、2学期のスタートのメッセージとします。
一緒にやっていきましょう。
