8月1日(金)に北河内支援学校相談サポートセンター(KSC)支援教育公開講座 第5回が本校で行われました。
今回の講座は「自閉症スペクトラム障がいの理解と支援について」という内容で、梅花女子大学 心理こども学部 心理学科の新澤伸子教授にご講義いただきました。
新澤教授は、自閉症スペクトラム障がいのアセスメントと発達支援に携わられ、大阪府発達障がい者支援センター・アクトおおさかのセンター長を開設以来11年間つとめられました。
今回の講義では、自閉症スペクトラム障がいの概念、発達障がい者支援法による定義などをはじめとして、実際の子どもの特性、発達の違いや困難さを数多く示していただくとともに、その特性に対する支援の手立てを分かりやすく説いていただきました。
事例紹介では、成人期へ向けてできる事を新澤教授の実際の支援の記録をもとに紹介していただきました。
困難さを解決する支援の手立てを『でも、大丈夫です。』というキーワードとともに、力強く伝えてくださったのが印象に残るご講義でした。
当日は、多数の参加者のみなさんに新澤教授の2時間に及ぶご講義を、熱心なまなざしで聴いていただきました。