7月28日(火)、視聴覚室で第4回支援教育公開講座が開催されました。
今回は、「保護者への支援と対応」についてYCCこども教育研究所の荒牧要右先生にご講義していただきました。
講義の前半は、特性のある子どもへの理想的支援、保護者の抱えるストレスと学校での対応の事例、学校と保護者の連携のための支援と対応についての話をしていただきました。
後半は、先生自身が実践されているペアレント・トレーニングを紹介していただき、それをどのように保護者への支援に生かしていくかという話が臨床心理士としての視点よりありました。
そして、最後に、前半で紹介された学校での対応の事例(アレンジされています)が実際その後どのような対応がなされたかというお話をしていただきました。
子どもたちを支援していく上で学校と保護者との連携が大切で、教員は保護者に対してどのような視点で話をしていくか、具体的な事例を元にお話があり、参加者も熱心に聞き入っておられました。
講義後も、先生の周りには質問する先生が後をたたず、アンケートからも「具体的に話が聞けて大変参考になりました」「保護者対応へのヒントになりました」などの感想が多数寄せられました。
暑い中、80名以上の参加者があり、保護者連携についての関心の高さがうかがえました。