11月11日(水)に今年度、第2回目の人権研修が行われました。
今回は大阪府立茨田高等学校 指導教諭の池田径先生をお招きして「人権尊重の観点に立って、コミュニケーションのあり方を考える---茨田高校のピア・メディエーションの取り組みを踏まえて---」というテーマで研修をしていただきました。
始めに茨田高校での取り組みについてのお話をしていただき、実際に授業で行われている『リフレーミング(解釈変え)』についてワークショップを2つしました。
まずは『欠点辞典』から自分に当てはまるものを選んだ後、『リフレーミング辞典』でその言葉を別の見方で書き換えてみる(リフレーミングする)ということをしました。(飽きっぽい→好奇心旺盛な・頑固な→一途な...など)
2つめは、『リフレーミングかるた』をしました。
読み札は「いいかげんな」「しつこい」などの言葉で取り札は「こだわらない」「粘り強い」と書かれています。
池田先生が読んでくださり、グループ毎にカルタ大会となりました。
リフレーミングすることが難しい言葉もありましたが、よく考えながら大盛り上がりのかるた大会となりました。
最後には、『リフレーミング=ものは言いよう』ではない。
その人の個性の表現であり、その人を丸ごと認めるためのリフレーミングであるという話をしていただき、研修は終わりました。