【教職員】支援教育公開講座⑦

h271228.jpg12月28日(月)北河内支援学校相談サポートセンター(KSC)の支援教育公開講座 第7回を開催しました。

今回は、大和大学教育学部教授の落合俊郎先生より「インクルーシブ教育システムと合理的配慮~支援教育のこれから~」をテーマにお話いただきました。

年末にもかかわらず、多数の先生方のご参加をいただきました。

 

講義では、落合先生の支援教育に関する研究から、社会情勢と教育の関係性やインクルーシブ教育の国際的な動き、合理的配慮について統計や図を用いて教えていただきました。

学校における支援教育にとどまらず、共生社会とは何なのかという大きなテーマについて、広島大学、大和大学での実践を紹介されながら、障がいのある人の社会参加、雇用の必要性についても語られました。

 

平成28年4月より障害者差別解消法が施行されることで、学校における合理的配慮については児童生徒本人のニーズを中心に考えていくことが大切なことであり、基礎的環境整備の状況によって個別の支援の状況も変わってくるなど、配慮の具体例や、他国の状況を示して頂き、大変有意義な研修となりました。

落合先生ありがとうございました。

 

平成27年度のKSC支援教育公開講座は今回が最終回となります。

次年度も北河内の先生方のニーズに応えていけるよう研修を企画していきますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

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