8月28日(水)の午前中に、初めて職員による災害発生時初期対応シミュレーションを実施しました。
通常の避難訓練で行っている1次避難だけでなく、本校で作成してる「災害時における事業継続計画(BCP)」に記されている在校時の地震発生時における対応の流れを職員全体で実際に行ってみることで確認しました。
今回のシミュレーションは次の3点をねらいにしました。
・災害発生時において安全かつスムーズに初期対応が実施できるように、初期対応の手順、動きの確認を行う
・今後に向けての改善点等を洗い出す
・災害に備える意識の向上
設定されている避難経路の一部が通行不可になっている状況や行方不明者、負傷者が発生している状況を想定し、その場で判断しながら1次避難場所の運動場まで避難したり、「巡視・捜索班」による捜索活動、「救護班」による搬送・処置等の対応を行いました。
また、災害対策本部では今後の対応についての決定を下し、メールによる配信、児童生徒引き渡しの準備、通学バス関係など各班に必要な指示を行い、各班においては点検確認作業や関係機関への連絡、設置準備を実施したりなどの対応にあたりました。
今回のシミュレーション後の振り返りシートからは、今まで気づかなかった課題や今後に向けての改善のポイントなどが多くの教員から挙げられていました。
また、改めて児童生徒が実際にいる際にはどういうことが想定されるか、どのような対応が必要かなどを学部、学年で話し合いも行われていました。
今回新たに見えてきた課題やポイントを「災害時における事業継続計画(BCP)に反映させていき、本校における防災体制をより整えていきたいと思います。