今日の「授業で勝負!」は2年の地学基礎です。 本時の内容は「恒星としての太陽の変化」についてです。 まず、前回の復習として、「トンプソンの公式」の説明から授業が始まりました。そして、さそり座・オリオン座・スバル座をスクリーンに映し出しながら、それぞれの特徴を説明していきます。特にオリオン座の説明では、なぜ平家星と源氏星と言われている星があるのかについて、日本史の知識にも触れながら説明しています。
さらに、夏の大三角の中で、「宇宙の宝石箱」と言われている、アルビレオについての説明の中では、「銀河鉄道の夜」にも書かれていることに触れ、宮沢賢治の見識の深さにも言及していました。
まとめは、少し発展した内容でしたが、ヘルス・シュプルングとラッセルの2人が同時期に考案した、「恒星の分類図」を生徒と一緒に完成させています。この図を完成させることで、太陽は多くの星の中で、ごく平均的な星であることが分かりました。また、見えている星の90%以上が「主系列星」で過ごせる時間が長いこと、その後の恒星の一生についても学びが深まりました。
1時間があっという間に過ぎていきました。夢がありとても楽しい授業でした。
~Senyo Style 咲かせ!青春!~