「家族の存在が心の救いです」

 昨日(7月6日)午後、サンスクエア堺で3年生保護者対象の進路説明会が開催されていました。台風が過ぎ去った後の蒸し暑い午後でしたが、本当にたくさんの保護者の方々にお集まりいただき、盛況な説明会となりました。(厳密に言うと、生徒が18歳を迎えると「保護者」ではなく、「父母等」となりますが。)

 説明会では、昨年の卒業生の結果や、現3年生を取り巻く大学入試の現状などについて、進路指導部長から詳細な説明がなされていました。また、進路指導部の担任からは、入試のスケジュールや受験にかかる費用など具体的なデータが示されるとともに、保護者に対する生徒の声も紹介(暴露?)されていました。

 「もっと褒めて!頑張ったね!って言って」

 「おかえりって言って欲しい」

 「兄弟、友人と比べないで」

 「門限、位置情報チェックしないで」

などなど、保護者の方へのお願いや、して欲しくないことが披露されると、会場は笑い声に包まれていました(皆さん、心当たりがあるのでしょう...か?)。

要求ばかりではなく、感謝の言葉も多くありました。冒頭タイトルもその一つです。

 「帰ってくるのが遅くても待っていてくれてありがとう」

 「毎日、おいしい弁当ありがとう」

 「おかん、おとん、ありがとう」

3年生の皆さん、まだまだ厳しい日々が続きますが、焦らずあきらめず、ボチボチ進みましょう。

 大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟

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