ハンナのかばん

 定期考査が終わり、昨日(7月11日)から授業は昼まで(とても嬉しい♪でも実際は部活や講習などが...)。昨日は、1,2年生は2限、3年生は4限が終わってから、「フェニーチェ堺」で演劇を鑑賞していました。

 演目は劇団コーロによる「ハンナのかばん」。兄妹がタイムスリップで、ナチスに迫害されるユダヤ人一家の家族となってしまう設定です。さすがプロの役者さんたち、動きはもちろん、大きな劇場にもかかわらず安定した声量で、演技に引き込まれます。ただ、派手なダンスやお笑いがあるわけでもなく全体的には地味なセリフ劇。正直「退屈しないかな?」と思いきや、最初から最後まで水を打ったように集中力は持続して、最後は涙を流す生徒もいたようです。ウクライナ情勢を引き合いに出すまでもなく、生徒たちに「平和」の絶対性を考える機会になればと願います。

大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟

※ フェニーチェ堺は本当に立派な劇場です。残念ながら観客席での撮影は禁止されていました。舞台シーンをご紹介できないのが残念ですがご了承ください。

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