6月12日(水)

ー部員ブログー

<畷高サッカー部に入って>

畷高サッカー部に入って感じたことは、考え、それを行動・発信する必要性と

自分の努力次第でAチームに入るチャンスを得れるということです。

なぜ考え、行動・発信する必要があるのか、

それはチームのコンセプトである主体性や姿勢・表現力の基礎であり、

サッカーだけでなく普段の生活にも通用するからだと考えます。

顧問の先生から「考えて行動しろよ」と言われます。

入部当初はどう行動したらいいか教えてほしい、と思っていました。

しかし、なぜこんなに考えさせるのだろうと考えていると、

自分で答えを見つけ出し、間違えてもいいから行動すべきということを伝えたいのかと思いました。

確かに先生は「失敗はしていいけど、その後が大事だ」とおっしゃっていました。

社会に出ると失敗は許されないことが多いと思います。

だから今の間にサッカーのことだけでなく、普段の生活の中でも

色々考えて行動して学ぶべきだと思いました。

畷高サッカー部は他の高校には無い、全体を4チームに分ける取り組みをしていました。

4チーム制にすることによって縦の結び付きが強くなる、

一人一人の責任が大きくなり、より考え、発信・行動する必要があります。

とても良い制度だと思いました。

しかし、4チーム制は各チームでの一人一人の意識の問題からA.B分けに変わりました。

このままだと4チーム制をしている意味が無いという判断だったと思います。

それに自分が気付けなかったというのは

まだ考えて発信・行動することができていないのだと思いました。

畷高サッカー部は、Aチームに入るには技術より社会性・協調性や姿勢・表現力が必要です。

この仕組みを知ったとき、他の高校と全然違って驚きました。

社会性・協調性や姿勢・表現力は技術と違い、意識すればすぐに変えられると思います。

しかし、意識している人が少ないから、結局技術重視で選ばれているそうで、

せっかくこの高校でしか得られないチャンスなのにもったいないなと思いました。

自分もこの高校でしか得られないチャンスをものにできるように、

サッカー、またサッカー以外も成長できるよう、考えて行動し発信することを頑張ります。

ー1年プレーヤーUー

1年生シリーズも今回で3回目になります。

ここに挙げたものは1年生の中でも、しっかりと書かれたものが選ばれているだと予想しています。

(顧問の私が選んだわけではありませんので)

今回のUくんの文章もよく考えて書かれているように顧問としては感じています。

幹部から聞くに、Uくんは3年生のプレーヤーへ、

個人的にサッカーノートを書いて提出しているそうです。

おそらくその3年生が内容を読んでコメントして返しているのでしょう。

だからこそ、Uくんはサッカー部の理念や現状、またその裏に見えるもの、

など、2・3年生よりもしっかりと把握し、さらに言語化できていたのだと推測しています。

実はこの3年生も1年生のときにUくんと同じような経験をしています。

その3年生はとてもしっかりした部員で、宿題チェックがあまりに厳しく、

これでは不充分だと、夏休み明けになかなか練習に出れないこともありました。

今、Uくんが成長していることから、あの宿題チェックも意味があったのだと感じています。

顧問としてもUくんの文章を読んで、

畷高サッカー部の誇りが伝承されていく歴史を見れたような気がします。

顧問 山磨