1月5日「必要なこと」

今日はMTをした後に,全体を2つに分けて30分ずつ軽い練習を行った。


MTでは72期さんが作ってくださり,昨年の73期さんの代でもチームの指針として活用していた資料をもとにもう一度その内容を噛み砕き,疑問点は無いかを確認し内容を全体で共有した。


練習は川崎フロンターレがトレーニングで行う,Youtubeにも上がっているビタ止めパスの練習や,ヘディングを中心に基礎技術の確認を行った。


MTで行った内容に関して

73期さんがいた時,つまり昨年にも同内容のMTを行った。資料に書かれていることを一つ一つ見つめ直す,という作業である。今一度行ってみて感じたのは,このMTは受動的な活動であるということ。


資料が素晴らしく洗練されたものであるのは間違いないが,私立に勝つには何をすべきか,何が必要かを自分たちが考え,実行することが必要である。


またその資料では人間性の成長に重点を置いて記述されているが,そこにはサッカーが上手くなりたい,サッカーで勝ちたい,私立を倒したい,など,サッカーに対する渇望を個人個人がもっていることが前提として隠されている。


これまでは人間性に重点を置くばかりで,チームとしてサッカーで強くなろうとは出来ていなかったと感じる。何故選手権の時と同じ本気さで一戦一戦を取り組むことが出来ないのか。


自分たちは先輩方の人間としての強さには到底達してはいないが,人間性と同等の本気さで,寧ろそれ以上に,サッカーのチームとしての戦術の定義や自身のフィジカル強化に務める必要がある。


サッカーを知ること,自分自身を身体的に強くすること,人間としての強さを持つこと。これらが出来て初めて,私たちは私立への挑戦権を得ることが出来るのではないだろうか。


ー2年プレーヤー Iー


掲載:顧問浅田