3月20日「完璧」

今日はU-18リーグ第1節、西寝屋川高校で咲くやこの花高校さんと試合をさせていただきました。両校の皆様、本日はありがとうございました。


約2ヶ月ぶりの対外試合となった今日、未だに続くコロナ禍で試合をさせていただけることに感謝をして、私達はピッチに立ちました。


試合内容に関しては、緊急事態宣言下で接触を妨げられた中で練習を重ねた基礎技術と、学年末考査明けから取り組んだ新たな戦術を組み合わせたプレーモデルの形を何度か作ることができました。


しかしこの中身で満足してはなりません。このことは多くの部員が理解しているはずです。インターハイに向けて、また目先のU-18リーグの次節に向けて、日々改善を怠ってはいけません。


「インターハイに向けて、完璧な状態に。」


この言葉を以前集合中に口にしようと思ったのですが、どこか引っかかって言うのをやめました。


「完璧」のような100%抜け目のない状態など、チームに関してはあり得ないと考えたからです。


しかしそれを追求することは可能であり、大きな意味があります。


先述したように日々の努力を怠らず、残された時間でできることをやりきることで、「完璧」に限りなく近い状態に持っていく。


完璧という言葉がどのようにしてできたのかは知りませんが、実際に追求しようとすることで1つの抽象概念として魅力的な言葉だなと感じました。


壁で遮られたゴールに、ひたすらシュートを打ち続ける。その努力や打ち続けた事実は、無意味だとは思いません。


その間に技術は向上するし、忍耐力もつく。やりきった先に、壁の向こう側の何かが見えるかも知れません。


胸を張って1回戦に臨めるよう、残された時間を全員で戦い抜きます。今後とも応援のほどよろしくお願いします。


ー2年プレーヤー Kー


掲載:顧問浅田