9月28日「打倒強豪校」

今日から3回戦に向けての活動を再開しました。


しかし、初戦に勝利したことからくる満足感や先を見据える思考の不足から、今日の練習は実りのないものになってしまいました。


僕達は「大阪No.1にふさわしいチームへ」をスローガンに掲げ、打倒強豪校を目標にここまで取り組んできました。


インターハイを棄権した僕達にとってその唯一のチャンスと言える選手権が始まり、日曜日に初戦を突破した訳ですが、今日は「選手権慣れ」が悪い意味で作用した、そんな印象です。


それだけではありません。そもそも強豪校に勝つとはどういうことなのか。そこに対する各自の思考も足りないと考えます。


選手権に向けて、サッカーに本気になっているのは当然僕達だけではありません。


その中で、しかも技術・体力面で僕達を上回る格上を相手に、いかにして勝利をもぎ取るのか。ここまで言語化しただけでも目標達成がいかに困難か、容易に理解できるでしょう。


それらを前提に勝つ方法を考えると、近道はないということ、出来ることを全てやる必要があることが分かります。


では「出来ること」とは何か。ここを各個人が突き詰めて、答えを見出して行動に移していく。ここまでしてようやくチームが高いレベルで成長を遂げ、目標達成に近づき始めるのでしょう。


この事はサッカー以外にも当てはまると思います。


遥か高い壁や目標や夢と向き合う時、どう言う姿勢でいるのか。強い覚悟と希望を持って対峙し続ければ、可能性が少しずつ見えてくる。


上手くいかないことが多い世の中で、信じて挑戦することは必ず自分を強くさせます。


″The greatest pleasure in life is doing what people say you cannot do.″


これはイギリスのジャーナリストである、ウォルター・バジョットさんの言葉です。


まだまだ僕達の選手権は終わりません。更なる高みを目指して、チャレンジャー精神を忘れず、次戦に向けて準備していきます。


ー3年主将 Kー


掲載:顧問浅田