12月18日「2年」

今日は試合前日の練習を行いました。
 
今週チームの方向性を前年度と同じく『大阪No. 1にふさわしいチーム』という目標に定めました。
 
しっかりと目標が定まったことでチーム全体の雰囲気は良くなったように見えました。
実際、コミニケーションの数が増えて部員全体が楽しんでいる環境ではありました。
 
しかしながら、その上辺だけの雰囲気に甘えていると断言できる練習だったと感じています。
 
理由は2年生にあります。
少し前から何度も明日の北河内リーグは一年生だけで戦うことになってしまう
という助言を先生から頂いていました。
 
多少、危機感を持ったプレイヤーは存在していたのは事実ですが、
前年度の先輩に甘えていたせいで行動に移すことができず今日の練習をただ迎えるだけになりました。
もちろん何かをしなければ何かを起こすことはできません。
つまり自分達は結局何も変われなかった、変わろうとしなかったということになります。
 
本来なら今の時期2年生は1年生の成長に時間を割くべきだと考えています。
ただ練習を頑張るだけでは最上級生としてチームを引っ張っていく力は生まれません。
1年生の邪魔となってしまいます。
 
じゃあ何をするべきなのか。
僕は自分の思考範囲を広げることが重要だと考えています。
 
例えば、明日の練習をどのように活躍するかなどと自分のことばかり考えれるのではなく、
どのように振る舞えばチームの練習の雰囲気を上げることが出来るのか、
コートを作るためのマーカーはどこに置けばいいのか。
などと、常にチームのことを考えてみるだけでも自ずと視野は広がると考えています。
 
そうすることで自分の人にはない強みに気づきやすくなり、
それが自信となって個人の成長を加速させることにつながると考えています。
 
少なからず2年生が今のままでは、目標の足元にすら及ばないことは分かっています。
全員がここに対して強い危機感を持てるような環境を作っていきたいです。
2年プレーヤーH
掲載:顧問山磨