4月29日「悔しさ」

インターハイ3回戦が目前にまで迫ってきました。
チームとしては怪我人が相次ぎ、2回戦に続いて、チームとしての総合力が試される試合になります。
僕が最近感じているのは悔しさです。
私事にはなりますが、僕自身、最近メンバーに入れない時間が続き、とても苦しい時期を過ごしています。
もちろん、人数が多いチームなので、当然競争が起き、その中でメンバーに入る人、入れない人も出てきます。
しかし大事なのは、今、このインターハイという大事な期間に、
メンバーを含めたどれだけの人が折れずに目的を持って日々活動できるかどうかだと思います。
成功体験が無い期間が続くと、どうしても諦めそうになってしまいます。
ですが、自分のやりたいこと、達成したいことは何なのかを振り返って、真っ直ぐに目標に向かうことが必要です。
また、僕と同じ悔しさを持った人が何人いるのか。
これは最近とても感じていることです。
しかし難しいのは表現できていないだけで、悔しさを秘めている人もいることです。
僕もとても悔しさを持っていますが、まだまだそれを力に変えて表現できていません。
他の人からも、悔しさを持っていることに気づかれていないかもしれません。
その悔しさは本人でしか量ることはできませんが、
それがどれほどのものであったとしても、まずは"悔しさを抱く"人を増やすことが大切です。
さらにその悔しさを"表現"していける人が増えていくことが本当の意味で競争を活発にし、
チーム力を向上させることに繋がってくると考えます。
悔しさからくる想いはたくさんあります。
チームが勝ち進む中で、
メンバーに入れていない自分は、チームの一員になれているのだろうか、という疑念や、焦り、不安。
こういった気持ちをポジティブに捉えて行くことは難しいです。
時にはチームのことを考えられなくなってしまうときもあります。
ですが、このように追い詰められた心理状態では、あらゆる面で成功することも難しくなってしまいます。
どうにかして悔しさを強い原動力にして、自分を表現していくこと、
これがチームの底上げにつながるはずだと思います。
明後日はインターハイ3回戦です。
いい結果を得られるように全員で良い準備をして臨みます。
応援よろしくお願いします!

3年プレーヤーT

掲載:顧問山磨