僕たちは畷高サッカー部に入って以来、「打倒強豪私立」を目標にしてきた。
特に新チームになってからの1年間は、それまでよりも強くこの目標を意識して活動してきた。
そして迎えた選手権。
目標を叶えるチャンスが、すぐそこにある。
僕はこのワクワクする気持ちをもっと大事にしたい。
最近のチーム内では焦りや、何かをしなければいけない
という考え方が増えてしまっているように感じる。
これでは視野が狭まってしまうし、楽しめない。
雰囲気でごまかして、様々な活動の中身が伴っていないという
僕たちの課題もこのようなことが原因なのだろうと思う。
ただ何となく、ぼんやりとした認識で動いているから、
今の僕たちに必要なことは、
この選手権は、ずっと掲げてきた目標を叶えるための舞台、
そのような捉え方をすると、「やらなければいけない」ではなく、
また、この選手権で達成したい目標が何なのかを見つめ直すことで、
これが、最近チーム内でよく話に上がる「基準を上げる」ということを実現する方法なのだろう。
もちろん、焦りや厳しい視点も必要だ。
しかし、この選手権という舞台をもっと前向きに捉えて、
誰にやらされているわけでもなく、僕たちのやりたいことができる。
僕たちの目標を叶えるための舞台がある。
このワクワクを原動力に変えて、チーム全員で前向きに選手権へ向けて進んでいきたい。
3年プレーヤーA
掲載:顧問山磨