「努力とは ~U-18·インターハイに向けて~」

努力、あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなく、つとめ励むこと。  


誰しも一度は努力したことがあると思う。そこで、この畷高サッカー部での努力について綴ろうと思う。  


努力しているとはどういう状態か、考えたことがあるだろうか。  


例えば、「一生懸命に努力したが、達成できなかった。」これは本当に努力したと言えるのだろうか。  自分自身の中で努力という基準を決めてしまって、他人からすればもっと努力できたと言われてしまうかもしれない。  


努力の基準は自分の中ではなく、他人や結果の中にあると考える。  


つまり、努力したかどうかは他人や結果が決めてくれるということだ。  


国民栄誉賞を受賞した元プロ野球選手の王貞治さんの言葉にはこう綴られている。  


「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。努力しても報われなかった、それは努力をしていなかったからではなく、努力とは呼べない域だった。」  


先生が日々おっしゃっている「頑張っているつもり」という話にも繋がると思う。  


畷高サッカー部が努力できていないわけではない。  


しかし、それは本当に努力と言えるのか。それが本当の限界で、もうこれ以上することが不可能なのか。


まだまだ努力の余地はある。互いに指摘し合い、基準を高めることで努力の域に近づいていくと思う。  


インターハイ、選手権大会、新たに始まる3部リーグ、これらの目標を達成するために努力していく。


2年 プレーヤー S


掲載:顧問浅田