3年生選択科目「実用保育」の一コマ

校長 片山 造

 1学期中間テスト終了後の5月27日(木)3・4時間目。3年「実用保育」の授業を見学しました。本日の授業のテーマは、「6月の造形 紫陽花(あじさい)」。ほど良い緊張感の中、生徒たちはスタンピング※の技法を用い、色を重ねながら、作業を進めていきます。そのうち、教室のあちらこちらに思い思いの(あじさい)の花が咲き始めました。雨が降る中、みんなで教室を抜け出し、校内に咲いている(あじさい)の葉っぱを摘みに行くのもよい思い出になりましたね。

 この授業で感じたことは、①工夫して伝えることの大切さ、美しさに定型などない、

そして(誰しも美しいものを造り出したり、自分を表現したりする場所と時間を求めている)ということです。生徒のいきいきした表情が印象的であると同時に私自身考えさせられることの多い時間となりました。次回の授業も愉しみです。

※絵の具やインクを付けた様々な物を型として、 画用紙などにその模様を押し写すテクニックのこと。