ドラゴン桜

校長 片山 造

 

  先週までTVで放映されていた「ドラゴン桜2」。その監修に携わった※「非認知能力」研究・実践の第一人者である岡山大学の中山准教授とドラマで藤井君役のモデルになった西岡さんのYouTubeをみる機会がありました。ドラマの裏話とともに興味深い話があったので紹介します。

 【人を成長させる2つの力】

①「~たいの力」...東大に入りたい、○○になりたいというプラスのモチベーションを高めてくれる力。目標を掲げ、その達成に向けて突き進む課程(結果)が人を成長させる。

②「~なりたくないの力」...一方、マイナスのイメージのある(こんな人や状況にはなりたくない)にも実は人を成長させる力がある。東大には、過去にやり残したことを(受験勉強)に置き換え入学してくる人が多数いる。

 ドラマの中で、生徒の一人である藤井君が、まわりの大人や生徒たちと関わりながら「人に頼る力」「人に感謝する力」が芽生え備わっていく。尊いことだなぁと感じました。

ちなみに、我が家には16年前に放送された「ドラゴン桜1」のDVDがあることを思いだした。暇を見つけて鑑賞してみることにします。

※「非認知能力」...IQなどでは測れない心の力。「非認知能力」には、①自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信などの「自分に関する力」②一般的には社会性と呼ばれる、協調性、共感する力、思いやり、社交性、良いか悪いかを知る道徳性などの「人と関わる力」がある。

                        (NHK すくすく子育て情報より)

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