夢がかなう

 北京オリンピック7日目。男子スノーボードハーフパイプで、平野歩夢(あゆむ)選手が長年の王者であるアメリカのショーン・ホワイト選手らをおさえ、見事、優勝を遂げた。

平野選手は、3度目のオリンピックであり、過去2回は銀メダル。昨夏の東京オリンピックは、スノーボードをスケートボードに履き替え挑戦した。まさに、二足の草鞋(わらじ)をやり遂げたことになる。そこから半年後、ほんとうにおめでとう!

印象的だったのは、その後の平野選手のインタビューでの言葉。

(ようやく小さいころの夢が1つかなった)

平野選手は周囲の人々への感謝も忘れない。以下、平野選手の試合後のインタビューより。

「ここまで来られたのも、家族だったり、身近にいる人たち、応援してくれてる人たちがあっての自分だと思う。自分の納得行く滑りがみんなに少しでも届いたんじゃないかなって。何か刺激になってもらえれば、それ以上はないかなって思います。」

ところで、平野選手がオリンピック金メダル以外にかなえたい夢ってなんだろう。

【二足の草鞋(わらじ)】※異なる性質をもつ2つの仕事を兼業すること。