最近よく聞くこの言葉。あらためて、その意味と定義を確認してみた。
「ユニバーサルデザイン」とは、①改善または特殊化された設計の必要なしで、②最大限可能な限り、すべての人々に利用しやすい製品と環境サービスのデザインとある。
発祥のヨーロッパでは、「デザイン・フォー・オール」と呼ばれ、すべての人が様々な領域で、容易に社会に参加できるようにするためのデザインであるという考え方。(すべての)という言葉からも分かるように、バリアフリーという概念とは共通する部分もあるが、その意味あいは少し違っている。
日本には(お・も・て・な・し)という素敵な言葉がある。私たちが何気なく過ごしている日常にも、衣食住の至るところにさりげない(おもてなし)が存在している。そんな気持ちを持つことで少しでも(おもいやり)のある社会になるよう努めていきたい。