山歩き

 この年まで、ほとんど山歩きをしたことがない。どちらかと言えば、乗り物で山頂まで行きたいと思うタイプ?の人間である。

 そんな私が、図書館で「疲れない山歩きの技術」という本を借りた。この年になって山歩きを始めるでもなく、(疲れない)という本のタイトルに興味をもったのである。読み進めていくと、(なるほど)の連続。例えば、(人が呼吸をするしくみ)や(下り道の歩き方)(自分に合うザックを選ぶ)など...。当たり前のことだが、山に登るためには、自分の身の丈を知ることとともに準備が必要である。

 そう言えば、富士山に登ったことがないことに今さらながら気がついた。しばしば、映像でみかけるため、登ったつもりになっている自分がいたのだ。いつでも登ることができる心と体の準備だけはしておこうと思った。

 因みに、その他に借りた本は、重松清さんの小説と「親子で始める将棋」。本から教えてもらうことは無限大。そして、ワクワクする(愉しいあれこれ)がつまっている。