今、学校に必要なのは?

 横浜創英中学・高等学校の校長である工藤勇一さんと熊本大学教育学部准教授の苫野一徳さんの共著『子どもたちに民主主義を教えよう』の中で、現在の日本の学校教育について考察がなされている。そこから(誰しも経験したことある)学校の姿が浮き出してくる。

①自律させない(依存傾向、従順さを求める)

②違いを認めない(同質性を求める、マイノリティの現状)

③対話の機会を与えない(意見を言わせない)

④「対立」を理性ではなく「思いやり」「愛」といった「心の教育」で解決しようとする

 そう言えば、納得のいかない(多数決)が日常的に存在していたような気がする。その現状を解決するためには...。(多数決で決めようのどこが問題か?)を考えることからスタートしてみる必要があるかもしれない。