新幹線が新横浜到着。目的地をめざし、クラス単位でバスに乗り込む。バスは、運転手さんが転がし、号車の旗を持ったバスガイドさんが旅程の説明をしてくれる。
今回の修学旅行で２名のバスガイドさんに巡り合いました。地元青森の高校を卒業し、上京したばかりはイントネーションや方言がなかなか抜けず、苦労したとのことです。もう一人は山形県出身の２年目のバスガイドさん。こちらは、（高校時代にもう少し真剣に勉強しておけば良かったです。毎日が勉強です）と書き込みや貼り付けで分厚くなったガイドノートをみながら話をしてくれました。
スカイツリーの展望台から見る東京の大パノラマは、想像をはるかに超えたものでした。そして、そんな花の大東京にやってきて、希望を胸に懸命に日々過ごしている若者がいることをよろこばしく思いました。
【バスガイド事始め】
1920年2月、東京市街自動車に女性車掌（白衿嬢）が乗務。1924年12月20日、東京市営バスに女性車掌（赤襟嬢）が乗務。1925年12月、東京乗合自動車（1922年東京市街自動車を改称）が遊覧自動車に観光案内のため乗務させたのがバスガイド（当時は案内係と呼ばれた）の最初。