Who would be a father!

6月19日(土)、雨模様の日です。午前中は学習タイムでゆうかりホールを開館しました。午後からはブラスバンド部の練習の音が聞こえます。また、1,2年生のクラスで文化祭の準備をしているところもあります。楽器の音や生徒の話す声が聞こえると「よかったなあ」と思います。まだまだ予断を許さない状況ですが、少しずつ活動が増えていくことを望みつつ、対策をしながら行事をしていきたいと思います。

さて、明日は父の日です。それにちなんで、今日のタイトルは "Who would be a father!" (『オセロー』第一幕 第一場)としました。生徒のみなさん、意味が分かりますか。単語はすべてわかっても結構難しいですね。(ちょっと授業のようになります。ご容赦を。)would を使った婉曲表現です。疑問文の形ですが、本当に「誰が?」と聞いているわけではなくて、「誰が父親になるだろうか。(いや、ならないだろう)」のような意味です。 英文学者であり、演劇評論家でもある小田島雄志さんは「父親などなるものではない!」と訳しておられます。(小田島雄志著 「シェイクスピア名言集」 岩波ジュニア新書 1985年)これは、将来こうあってほしい、と思っていた娘にそむかれた父親のセリフです。古今東西、何百年たっても親子の関係や子を思う親の気持ちはそれほど変わらないのですね。

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