月曜日の早朝に起きた大きな地震と、水曜日の大雨で、非常事態が続く状況ですが、牧野高校では、今日から平常の授業を行っています。
食堂は現在立ち入り禁止ながら、運営していただいている方の努力で、今日から渡り廊下でおにぎりや焼きそば等の軽食と予約したお弁当の販売が始まっています。落下した天井も、午前中に業者の方が点検に来てくれて、復旧に向けた具体的な打合せを開始しました。
体育館は、大きく傷んだ天井の照明器具の取り替えに向けて、点検作業が始まっています。完全復旧には暫く時間がかかるかもしれませんが、なるべく授業に支障が出ないように、整備して行きたいと思います。
クラブ活動も、午後6時には完全下校の条件で、今日から再開します。
生物実験室の標本箱が一つ横転破損したり、作法室（お茶室）の壺が落下破損したり、幾つかの賞状額が壊れたり、食堂や体育館等のガラス窓が割れたりはありますし、トイレ等の壁タイルのひび割れは見えますが、築４０年を超える建物としては、たちまち不安になる状態ではない状態です。何より、図書館の書庫や書棚、化学実験室の薬品ケース等、に全く被害が無かったのは、不幸中の幸いといえるかもしれません。教室や保健室も被害はありません。また、通学路も、教職員で何度か確認に出ていますが、現在の所、問題無いようです。
地震当日、体育館で早朝練習していた生徒2名が目に異物が入り、軽傷と報告したことで、NHKのニュースに名前が出て、マスコミが来られ、読売新聞にも天井が壊れた食堂の写真が掲載されて記事にもなった牧野高校ですが、被害自体は甚大ではありません。
保護者の皆様には、ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。復旧に向けて、最善の努力を続けていきます。併せて、生徒の精神的なサポートもしていきたいと思っていますので、引き続きのご支援とご協力をお願いします。
