11月27日（火）3限目にはベテラン教員の国語・現代文の授業を見学しました。『忘れられる権利』という題で「人は『忘れる』。しかし、インターネットは『忘れない』。」という擬人文の書き出しから始まる評論文でした。まさに現代的なテーマを、国際的な視野を絡めて論じられているもので、授業の様子のみならず、展開される話の内容自体にも、非常に興味を持って、見学させてもらいました。和気藹々とした雰囲気の中で、時に余談を交えながら、テンポよく話術でグイグイ引き込む授業で、2年生の生徒が皆、よく集中して聴いていました。流石です。
4限目は、3年生の英語演習の授業を見学しました。こちらもベテラン教員の授業で、英文の読解力を養成するものでした。iPadから電子黒板を利用して英文を投影し、板書の時間が節約されていました。目の前に期末考査や入試を控えているとはいえ、生徒は皆よく集中して、ペアワークや先生への質問をしていました。流石です。
5限目は中堅教員の音楽の授業を音楽教室に見に行きました。1年生の3クラスが一緒に選択で行われている授業で、前半は混声合唱、後半はギターを弾くというものでした。合唱ではパートごとに練習した後、全体でハーモニーを合わせていました。人数の少ない男子も、よく声が出ていて、先生から褒められていました。ギターを初めて触るような生徒も多い中、先生から丁寧で具体的な手解きをされて、皆、一様に楽しそうでした。流石です。
