11月30日（金）は、1限目、2限目、4限目に、全て英語の授業を見学しました。
1限目は、3年生の英語コミュニケーションの授業で、本年度に牧野高校へ着任したベテランの教員が担当でした。最初はリスニング演習で、3人による少し長めの英会話を聞き取り、マークシートに記入するもので、3年生がもう目前になっている大学入試センター試験のリスニングとマークシートの練習にもなっている感じでした。この後、生徒同士で声を出して英文を読みあったり、教室の電子黒板を使って、発音、アクセントの練習をしたり、内容を理解し、確認したりして、終始教室内が和気藹々の雰囲気で授業が展開されていました。授業そのものが、歯切れもテンポも良く、生徒が授業に参加している意識が強く感じられて、楽しい授業が展開されているいう印象を持ちました。
2限目は、2年生の英語コミュニケーションの授業で、2年生を担任する若手の教員が担当でした。基本的に授業自体を全て英語で行う、「英語を英語で指導する授業」が展開されていて、教室の電子黒板を有効に、効果的に使って、知識としての英語を詰め込むのではなく、英語を使って英文内容を考えさせることに重きを置いているような授業になっていました。生徒に配布するプリントも工夫した2種類のものが用意されていて、生徒同士がペアワークする際に、効果的だろうなと感心させられました。
4限目は、1年生の英語表現の授業で、1年生を担任するベテランの教員が担当でした。こちらも、英語の授業を英語で進めているものでした。チャイムとともに生徒同士がじゃんけんで先攻後攻を決めて、電子黒板に映し出された画像を自分の英語を使って相手に説明し、正解できたペアから座れるもので、和やかで楽しみながら、頭が活性化させるスタートの工夫が感じられました。言い間違えても、失敗しても、とにかく英語を口に出すことは、英語上達の第一条件です。このやり方は面白いと思いました。この後、電子黒板とプリントを有効に使って、生徒が皆参加する、楽しい授業が展開されていました。流石です。
