11月29日（木）は、1限目、2限目、3限目、5限目に、全て数学の授業を見学することになりました。
1限目は、3年生の担任の若手教員による数Ⅲの入試問題演習の授業でした。教室の電子黒板を使って問題を投影し、解法について、生徒を順に指名しながらリズミカルでテンポよく説明が展開されていました。3年生の生徒たちは、期末考査や大学入試が目前に迫っていることもあってか、皆、懸命にノートしていて、自ら問題を解いたり、生徒同士が教えあったり、相談しあったり、よく集中した授業になっていました。
2限目も、3年生を担任する中堅教員の数Ⅲの入試問題演習の授業でした。こちらも、教室の電子黒板を使って、黒板に貼り付けたマグネットのホワイトシートに問題を投影し、指名した生徒と対話をしながら、回答に至る過程の説明をしていました。チョークではなく、電子ペンで、ホワイトシートに直接カラフルな表示をしたりして、電子黒板の機能を活用しているようでした。
3限目は、1年生の数Ⅰの授業でした。本校の首席を務める中堅の教員が担当でした。こちらも、教室の電子黒板で投影した問題に対して、生徒と対話しながら板書していくスタイルで、余弦定理について丁寧に解説がされていました。机間を巡ると、予習で既に余弦定理についてノートに記載している生徒もいたりして、多くの生徒がノートを綺麗に取っていることに驚きました。1年生も頑張っています。
5限目は、ベテランの2年生に対する数B の授業でした。数列に関するところで、配布したプリントを使いながら、次々に生徒を指名して、板書と口述で、分かり易く展開されていました。生徒の集中度は高く、中には自分で先回りして問題を解いたりする者もあり、最後までよく手と頭が働いているようで、感心させられました。
