11月28日(水)1限目に化学基礎の実験の授業を見学

11月28日(水)の1限目に、化学実験室で、1年生化学基礎の実験『中和滴定』の授業があり、見学に行きました。中和滴定の操作により、食酢に含まれる酸の濃度を求めることを目的とするものでした。

1年生の担任でもあるベテランの化学の教員が、今日の授業の目的や、実験で使う器具類と実験のやり方、実験における注意事項等を、分かり易く具体的に説明した後、全員が『安全メガネ』を装着して、実験が始まりました。実習助手によって事前に準備された器具や薬品を使って、生徒たちは真剣にかつ楽しそうに実験に取り組んでいました。中和滴定の微妙な操作の具合によって、色の変化が進みすぎたり、足りなかったりで、生徒たちがグループごとに、わいわいがやがやと楽しく、目を輝かせて手と頭を働かせていました。

グループで行う実験等を通して、『実践で学ぶ』こと、そこで『知って行い、行って知る』ことは、知識や技能を身に着けるうえでも、思考・判断・表現等の力を養ううえでも、協同して主体的に物事に取り組むうえでも、最も有効な学習のひとつです。

生徒たちは、実験結果の記録、計算、考察、後片付けまでしっかりと学べていたようです。

良い授業が行われていると嬉しくなりました。

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