来週より(場合によっては、明日より)お盆休みに入るところが多いのではないでしょうか?
大阪府でも、各学校では学校閉庁日として設定しているところが多い状況です。とはいえ、部活動については、大会があるところもありますので、対応はまちまちです。
特に、部活動関係で次週の予定等について気になる方は、直接顧問へお聞きください。よろしくお願いします。
さて、昨日学校保健会主催の研修会があり、目のことについての講演がありました。主としては、幼児期における目の発達に関することや、視力の変化に関すること、及び近視の改善や防止に向けての対応についてのお話です。
幼児期には、さまざまな体の部位が発達をし、目も同様に細胞として発達し、そこに視神経の発達も関与しています。目は、感覚器ですので、人は多くの情報を目から取り入れ、脳で判断します。ですから、すべての判断は脳なのですが、感覚器である目の発達が妨げられたり、機能低下を起こすことにより、脳の判断も落ちることになります。このことを避けるために、視力矯正をすることになります。
それが、眼鏡であったり、コンタクトレンズであったりということになります。学校では、基本的には学習への妨げになるかどうかで、健康状態をA~Dで判断しています。視力がB~Dの場合には、受診をお願いしていますが、視力低下だけではなく、場合によっては、別の疾病が隠されている可能性も否定できないからです。この夏休み期間に、時間があれば該当する場合には、受診をお願いします。
ちなみに近視改善には「読み物をする際等は、最低30cmは離す」「適度な外出等」「定期的に遠いものを見る」などが効果的だそうです。悪いのは「近くで物を凝視すること」ですね。デジタル機器も一定の基準が必要です。最近は、スマホの発達により、視力低下等が増えている状況がありますので、自分ルールを作る必要がありますね。一度、自身がどのくらい一日にスマホを利用しているか確認することも必要ですね。
もちろん、健康診断の結果から、視力以外の結果も芳しくない場合もありますので、その際にも受診をお願いします。私たち教職員も、年に1回の健康診断が義務づけられていますが、なかなか病院に通院するということはハードルが高いものです。しかし、自らの健康を維持することは、非常に重要なことですので、少し気にすることは必要かもしれないですね。
さて、夏休みも残り2週間程度となりました。暑い日が続きます。特に、次週はお盆で帰省される方もいらっしゃると思いますので、事故には十分気をつけ、また休養に充てて欲しいと思います。久しぶりに身内が集まるご家庭もあると思います。有意義な時間をお過ごしください。