1月17日(木)は、2年生の地学基礎の授業を二つ見学しました。いずれもベテランの先生で、今回は、お二人とも普通教室で電子黒板を使いながら授業をされました。
台風に関する講義でしたが、牧野高校の在る枚方市は、昨年9月に台風21号の直撃で、大きな被害を受けたこともあり、どちらの授業も、どういうコースで台風が来たら危ないか、熱弁されていました。
片方の授業では、昨年の台風21号来襲時のニュース映像や、過去の伊勢湾台風など台風の動画映像を使って、台風の恐ろしさを伝えたり、どういう変化をする風向きが危険かを、台風の風向きと進行方向のベクトルで教えたり、南西方向から風が来るようなら、そちらの方向にあるお家にベランダのものを片付けるように言いに行くことなど、大変具体的に、お話をされていました。
他方の授業では、教科書や図説の参照ページを示しながら、初めに台風の発生の仕組みなどを理論的に説明された後、昨年の台風21号の実際に辿ったコースを示しながら、危険半円の解説をして、自分のいる位置の西側を通る台風が如何に危険かをお話しされていました。
どちらも、頭を働かせながら聴ける、楽しい授業でした。