5月13日（月）朝、散歩前に中庭を確認すると、やはり事務室の廊下に面した樹の枝間に、ヒヨドリの巣が出来ていました。先週末に、ヒヨドリが停まっていて巣作りしている様子だったので、気になっていたのですが、すっかり出来上がっています。中庭では最も校舎寄りの、上手く隠れるような位置で、生徒が昼食したりする際も、気づかないような場所です。頻繁に廊下を行き来してしている教職員も、気づいている人はいなかった模様で、何人かの教員や事務室の職員に話すと、驚いていました。
ヒヨドリは、５月から９月頃が繁殖期間で、一度に２～５個の卵を産み落とし、２週間ほどで孵化して１０日後くらいには巣立ちするようです。巣自体は、何処からか糸のようなものを運んで来て、上手に作り上げています。なかなか頑丈そうで立派な巣になっています。
日本では昔からヒヨドリの巣は縁起が良いとされていて、お金に恵まれたり、幸運が舞い込んでくる、と言われているようです。鳥がそこに巣を作るというのは、外敵から守られて安全な環境にあり、それ自体が、人間の生活環境として安全で、快適であるということの証明になっていることなのでしょう。
カラスの巣と違い、生徒が襲われる可能性も考えられないので、このまま見守りたいと思います。
何か幸運の前兆であればと願っています。
