5月13日(月)、朝、正門で生徒を迎えるために玄関に出ると、校庭の楠の花が、芳しく香る季節になったことに気づきます。
いつものように、正門に出て生徒や教職員、そして通られる近所の方に朝の挨拶をしました。
今年度になって、特に気づくのが、生徒の遅刻が大幅に減っていることです。
昨年度までは毎日見られた、8時25分ギリギリに自転車で正門に駆け込む生徒の姿は、ありません。チャイムが鳴る時間には、生徒は殆どが登校済みで、正門付近に自転車は殆ど見られなくなりました。昨年までとは違う、不思議な風景になった印象です。
生活指導の先生に聴くと、先週の正門遅刻者は、1週間(4日間)で5人だったそうです。
4月の遅刻統計でも、遅刻数は昨年4月に比べ2割程減っていて、その中でも自己の不注意による遅刻については、昨年度の延べ23名が今年度は延べ10名と、半数以下になっています。
一昨年度から始めた学年別の時差登校が、効果を出して来ているように感じます。今年度の生活指導は、遅刻した生徒に対しても原因を聴いて、カウンセリングしながら指導する方針と聞いています。
交通事故を防ぐためにも、また授業にしっかり準備して臨むにあたっても、余裕を持って登校することはとても大事です。良い方向に動いていて、嬉しい限りです。