6月13日（木）の6限に、視聴覚教室で、3年生の保護者に対して、日本学生支援機構の予約奨学金制度等に関する奨学金説明会があり、その後、放課後に、3年生の保護者集会を行いました。
保護者集会には、視聴覚教室が満杯になる約200名の3年生の保護者が来られており、冒頭に学校長からの挨拶の時間をいただいたので、昨年度の牧野高校４１期生の進路状況、大学入試実績、大学入試を取り巻く環境の様々な変化や、高等教育無償化法案の動向などについて、少しお話ししました。
近年急に進行している「大規模私立大学の定員厳正化」で、人気のある私大の合格者が大きく絞られ、急激に合格し辛くなっていることや、丁度今日５限目に近畿大学の屋木先生から資料を提供いただいた「大学の二極化（＝人気の高い難関大学や評価の高い大学に志願者が集中し、競争率を上げる一方で、入学定員に満たない大学が全体の３～４割ある）」が進んでいることをお話ししました。
加えて国立大学では８年連続で志願者が減少しており、国立大学への入学は難しいということではなくなっていること、国公立大学の授業料免除拡大等の高等教育無償化法案が、今年５月１０日に成立し、２０２０年度から適応される環境になっていることなどを、紹介しました。
そのうえで、進路について、担任の教諭とよく話し合っていただきたいこと、わからないことがあれば相談いただきたいことなどをお話し申し上げました。
この後、進路指導部長から、公務員試験などの就職や、専門学校や短大受験、大学受験も含めて、今後のスケジュールやそれぞれの注意点などの説明がありました。牧野高校の進路実績の資料もお渡ししています。また、進路希望状況や学年の現況について、学年の担当の先生からお話しもしています。
３年生にとっては、既に入試が始まっているといってもおかしくない時期になっています。
生徒の希望の進路実現が叶うように、保護者の皆様に対しても、学校としてできる限りの支援していく所存です。
