7月10日（水）の午後、第2学年の保護者会がありました。200名を超える保護者の方にお越しいただいたと聞いています。
丁度同じ時間帯に、出張が重なり、残念ながら直接ご挨拶とお話しをすることが出来ませんでしたが、スライドを作って、教頭先生に託しました。
この第2学年は、大学入試センター試験に替わる『大学入学共通テスト』の実施対象となる最初の学年です。
大学入試を巡る環境変化は、年々著しいものがあります。数年前あたりから、私立大学の定員の厳正化（それまでは、私立大学は、定員を大きく上回る合格者を出して、定員を１～３割上回る学生を実際に入学させていた状況から、定員を一定上回る学生を入学させると国の補助金が全額削減される方針になったために、合格者の絞り込みを厳しくするようになった。）が顕著になり、受験生への影響が大きく出ています。国公立大学をすべり止めにするくらいにしないと、第一志望の難関私立大学には合格できないということも言われる状況です。
牧野高校は、部活や学校行事を「非認知能力」育成に重要なこととして、とても大事にしていますが、今は1学期末試験中ということもあり、特に学力の維持と学習習慣の定着について、家庭と学校の協力関係をお願いしたいと思っています。
大学進学が全てではありませんが、専門職に就くにしろ、就職するにしろ、変化の激しい社会の中で、生徒ひとりひとりの将来の希望の進路を実現させるためには、学力は必要です。高校の教科・科目は、どれも全てが人生を豊かにしてくれるものだと思います。学ぶべき時に、学ぶべきことを学ぶことで、ひとりひとりが幸せな人生を送ってほしいと願っています。
２年生保護者集会スライド：2年生保護者集会 校長挨拶PPW 20190710 (1).pdf
