京都市伏見区で、会社のビルが放火火災により、多くの犠牲者を出していることが報道されています。被害に遭われた方の一日も早いご回復と、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。ご遺族並びに関係者の皆様には、衷心よりお悔やみを申し上げます。
牧野高校校舎も4階建て2棟になっており、万一の火災時等の生徒や教職員の安全について、念のために、7月20日（土）午前中に校舎内を歩いて、非常階段などの状況確認をしました。
南棟（普通教室棟）は、通常利用する2か所の階段のほかに、校舎の西端には内側から開閉する扉のある非常階段があり、東端には内階段で非常階段があります。東端の非常階段の近くにはエレベータも一基設置しています。この校舎4箇所の階段に加えて、3階と4階の廊下の真中には、垂直式の救助袋もあり、今年3月に点検済のシールが貼られていました。
北棟（特別教室棟）も、通常利用する1か所の階段とは別に、校舎の東端に内側からの開閉扉のある非常階段と、西端には内階段で非常階段があり、校舎に3箇所の階段があります。こちらの廊下にも3階と4階の中央に垂直式の救助袋があり、今年3月に点検済のシールが貼られていました。
南棟と北棟には、それぞれ防火扉や消火栓が各階にあります。また、両棟の２箇所が幅の広い渡り廊下で繋がれていて、多人数が２方向以上の複数の方向へ非難出来るようになっています。
消化器も両棟の廊下など多くの個所に設置されていました。