8月2日（金）午後は、前日の日本証券業協会主催 教育関係者向け金融・経済セミナーの続きとして、「金融教育に役立つ『体験型学習教材（無償提供）』の案内」と、二つの講演（「企業におけるSDGsへの取り組みとESG投資について」、「米中貿易摩擦と新冷戦～米国からの見方」）がありました。
日本証券業協会などの立派な団体が、高等学校の教育などに対して物的、人的に支援していただけるの大変ありがたいことです。「株式会社」、「金融」、「外国為替・金利・景気」の３つのテーマで、各50分の授業の教材やDVD、教授用ビデオが用意されていて、年間で300校、25,000人の中高生が学ぶということが資料に書いてあります。株式会社や金融の仕組みを教える講師の無料派遣もあるようです。
日本は市場経済社会の世界にいる一員であり、現代に生きるうえでは、株式会社制度やお金のことから逃れるわけにはいきません。むしろお金に係わる現実を、人生の早い段階で正しく学ぶ必要があると思っています。
2018年秋に、日本証券業協会などが東京大学で「100年大学お金のこと学部」と銘打って講義を行ったという冊子もあり、大変楽しい読み物になっていました。参考になる資料は持ち帰って、活かすことが出来れば良いと思いました。
