9月12日（木）、今年から始めた牧野高校1年生の生徒に対する「総合的な探求の時間」で、『防災』に関する第1回目の特別講義を行いました。講師は、京都大学 防災研究所の 川池 健司 准教授でした。川池先生は、牧野高校の近くにある 京都大学 防災研究所 宇治川オープン ラボラトリー流域災害研究センターで、河川防災システム研究領域の准教授をしておられ、近年多発している、昨年の西日本豪雨や今年の九州地方豪雨のような水害被害等について研究されています。
牧野高校１年生の担任で「総合的な探求の時間」を担当していただいている先生が、この講義の前に、「枚方市防災マップ」（ハザードマップ）を生徒の人数分入手してくださっており、川池先生からは、スライド40枚分の資料も事前にいただいて、受講する生徒全員に配布されていたので、50分の授業が大変内容の濃い充実したものになりました。
河川災害をもたらす自然現象の原因や増加している要因、西日本豪雨などの災害の事例、そして、河川災害への対応策について、牧野高校の近隣のみならず、枚方市や寝屋川市、四條畷市、守口市、門真市など生徒が住んでいる地域に関しても触れられて、クイズや動画映像を交えながら、高校生にも分かり易く説明いただきました。
授業が終わると生徒たちの拍手が沸き起こっていました。川池先生、本当にありがとうございました。
一緒に講義を聴いていた学年団の先生からも、「今回初めて知ったことが沢山あった。面白かった。」などの感想が出ていました。
再来週の9月26日（木）には、『防災』に関する第2回目の特別講義で、地震に関するお話しを、京都大学防災研究所地震予知研究センターの 西村 卓也 准教授にお願いしています。こちらも楽しみです。
京都大学防災研究所のご協力は、本当に有難く、心より感謝申し上げます。