11月20日(水)3限には、2年生の保健の授業を見学しました。社会科教室で、電子黒板を使って授業が行なわれていました。
テーマは「社会生活と健康」で、この日はその中でも『大気汚染と健康』について、電子黒板にスライドを写しながら、授業が進められていました。日本の三大公害について、中学校の復習として生徒に質問した後、今、世界的に有名になっている北京の冬場のPM2.5に関して、アメリカのテレビニュース映像を見せて現実を理解させたり、地球温暖化に係る国際会議における、スウェーデン高校生のトーンベリさんの演説を、日本のニュースからフルバージョンで見せたりしていました。とても分かりやすい英語で、字幕も付いていて、生徒には強い印象が残ったのではないでしょうか。
後半では、枚方市の空気の状態は、どこで測っているかを、生徒との対話で教えたり、枚方市の空気はきれいかを、データやグラフで他の国や国内の他の地域と比較してみたりしていました。これらは、新たな大学入試である『大学入学共通テスト』で、出題が想定されているものの一つです。
保健のことから、現代社会や政治経済、化学や地学、英語など、他教科にも関連し、教科横断的な授業になっていて、面白く聴かせてもらいました。