12月18日（水）の午後、牧野高校の1年生98名が京都大学の一日体験入学に参加しました。
12月のこの時期に、3年連続で行っている牧野高校の行事で、「校長先生の引率で行く『京都大学』 『同志社大学』―『牧高生のための京都大・同志社大 一日体験入学』」と銘打ったこのイベントは、進路指導部が募集と取りまとめをしてくれています。一昨年は、1年生77名と2年生23名の合計100名が参加し、昨年は1年生だけの募集で201名が参加しました。今年も1年生だけの募集で、98名が参加することになり、牧野高校からバス2台に分乗して来ました。
到着後最初に、京都大学総合博物館で展示物を見学をしました。京都大学総合博物館では、「学校教育を目的とする特別観覧」ということで、事前に入場無料での観覧許可をいただいていました。生徒たちは、「自然史」「文化史」「技術史」の分野ごとに展示された館内を回って、貴重な文化財や、珍しい標本などを見学しました。
文化史では、大きな石棺や、日本の古文書、古地図など日本史の資料を見学したり、東アジアに関する考古学の資料を見て回っていました。
技術史では、触れる展示になっている機器を、実際に回転させたりして遊んでいました。
自然史では、ナウマンゾウの化石や沢山の昆虫の標本に見入ったり、温帯林の動植物の標本を観たり、熱帯雨林を再現した森で動画を観ながら疑似体験のようなものをしたりして楽しんでいました。
博物館の記念品グッズコーナーでは、自分の好きな石（パワーストーン）をちゃっかり買っている生徒もいました。
いろいろな展示物を観ることで、個々の生徒が、ひとりでも何か自分が好きなものを見つけるヒントになれば良いと思います。