10月9日（金）放課後に3年2組の7名と3年9組の5名の計12名が校長室に来訪し、「政治経済」の学習の一環として、1，2年生に対しての「マニフェスト」を発表してくれました。
3年生で学習する「政治経済」の授業で日本の選挙制度を学ぶための実践的なアクティブラーニングの一つとして、教科担当の先生の指導で、牧野高校の3年生が、１、2年生に対して選挙で選ばれるための「マニフェスト」を考えてクラス内でプレゼンテーションを行い、各クラスの代表者が、それを実際に校長に対して提案、発表するというものでした。
クラス代表1名が、それぞれ3つの提案をしてくれました。制服のことや、海外姉妹校をつくること、校内Wifi設備の充実、クラブ後の帰宅時の服装、行事日の服装、修学旅行や遠足の行先の決定への生徒の関与でした。事前に担当の先生から、クラスで作成したマニフェスト用ビデオも全て見せてもらいましたが、ほかの生徒の提案の中には、屋上の開放や、自動販売機の増設、体育館のエアコン導入、食堂のエアコン導入、オンラインでの国際交流、海外修学旅行、交換留学、などいろいろ考えたようです。
校内Wifi設備の充実や、食堂のエアコン設置などは、既に今年度に出来るように進めていることを伝えて、体育館のエアコンも、3～４年内には計画をしている話もしました。牧野高校独自の海外留学制度や、その延長線上の海外姉妹校については、昨年度検討をして、国内留学から始めてみているが、今年は新型コロナウイルス感染症対応で、進めるのが難しくなっていることもお話ししています。
制服制については、生徒の安全、安心の確保を最優先に、経済的な面のことなど、導入時の経緯を改めて話すとともに、生徒の自主性と制服制が対立するものではなく、生徒の自主性はむしろ育てたいし、生徒が自主性を伸ばし、発揮してほしいことを念じている旨や、今後制服のリサイクルなども検討していきたいことなどをお話ししました。
校長室に入るのが今回が初めてという生徒が圧倒的に多く、生徒たちからは、校長と話す機会をもっと持ちたいということも話してくれたので、今後更に生徒と直接話す時間を創っていきたいと思います。
参加してくれた生徒の皆さん、ありがとう。3年生の政治経済の担当の先生、ご苦労様でした。
